ISBN:4892389560 楽譜 ガブリエル・バンサン ブックローン出版 1986/10 ¥1,365

↑楽譜って分類はありえません・・・・(笑
文字のない絵本。
本当の意味で絵本。
だって、絵しかないんですから・・・
原っぱに一つの大きなたまご。
人々はその卵を珍しがり、その周りで騒ぎたてます。
親鳥はそれを不快に感じて、人々を追い払います。
そして、たまごから雛が孵ります。
そこから生まれた雛を人々は恐れ、雛を殺してしまいます。

雛を殺されても、親鳥達はまたどこかでたまごを産むのです。

・・・・子どもよりも、大人が読むべき絵本。
人間は自分達の作り出した物を、誇りに思いすぎです。
人間が自然を支配する。
あってはならないことでしょう。
いつか、人間にその罪は返ってくるでしょう。
人間の前に現れた、絶対的に優位な存在。
その優位な存在を、芽のうちから摘み取る。
果たしてそれで良いんでしょうか?
この絵本の最後の親鳥の瞳はそう語りかけているようにも感じます。

僕の見解を言わせてもらいます。

新潟中越地震について。
確かに震災地では、物資不足でお困りのことでしょう。
だからといって、ここぞとばかりにボランティアだと声高らかに、新潟へ行く人たちへ、僕は物申したい。
貴方が行って何ができるんですか?
唯、そこになけなしの食料やらを置いてきて、大変だ大変だと騒ぎ立てて、場の深刻さを少しも考えないで、同情とお節介と興味本位を背負って何になるんですか?
考えが甘すぎるんです。
ボランティアとして行くんだから、みんなに歓迎されて感謝されて・・・・
そんな考えが、一瞬でも過ぎるんだったら、行かない方がいい。寧ろ、行くなと強く言いたい。

震災地で、泊まるところはどこですか?私達の食料はどこですか?と聞いているボランティアが居るそうです。
何もできないんだったら、そこに行くなよ。
行ったって、被災者の家族や友人を失った悲しみ、これからどう生きていけばいいか分からない、行き先不透明な絶望感、これらをただのお節介でかき乱して、どうするんです?
自分だって、言いたくないことを、興味本位で聞かれたりして良い思いがしますか?
別にボランティアが悪いと言っているのではありません。
自分に何ができるのか?
これをちゃんと考えていますか?
ただの井戸端会議の話の種として行くのなら、貴方の体の面積分の食料や衣類を運んだ方が、ずっと大切なことです。
ボランティアに行ったから、自分は偉い、良いことをしたと、自己満足に浸ってる人間は、ボランティアなんかじゃないんです。
よく、そういった方々に私の活動について文句を言われますが、私は自分が何もできないことを、重々理解してるんです。私が行って、何ができるかを分かっているから行かないんです。
自分は何もできないから、寄付人間になってるんです。
お金で何事も解決しようとしてるって言いたいなら勝手に言って下さい。現地で馬鹿騒ぎしか貴方にはできないくせに・・・

僕は、将来は何になりたいんですかと聞かれるとはぐらかしてばかりいますが、本当のところ、自分ができることで貢献したいんです。
教職は資格だけ♪なんて言ってますけどね・・・・
本当は、学校のないような国へ行って、教育をしたいんです。
自分は今まで贅沢をしすぎたから・・・・

まぁ・・・本当の夢は、医者になることでした。
っても、頭が何せ、とてつもなく悪いもんで・・・・
勉強しますわ・・・
2年で今の大学の単位は取ってしまいたいのは、そう言う理由です。
残りの2年は、受験勉強をするんです。
浪人はしたくなくって・・・・
でも、実質浪人みたいなもんです。
今は、生命倫理とかについてやりたいんです。
だから、あんな学科に居るんです。

右手首、動かすのもままなりません。
痛いです。
なのに、戯言こいてます。

  

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