謝りかたを考えていると、毒に変わる
謝りたい人が居る。
とても素敵な人で、私の話を聞いてくださる方。

ごめんなさいじゃ、既に字足らずで、どうしていいのか分からない。

きっと、私の本心を悟っていらっしゃると思う。
誰かを傷つけて、自分を傷つけて、世界崩壊していく様にしか喜びを感じられない、こんな私の愚かさを。

「また、お話できるといいですね」
その言葉が苦しい。
私は何も話せない。
私は薄っぺらい、空っぽ。
ひたすらに、そこにガラクタを詰め込んではみるけれど、結局埋まることがない。

どうやって、あなたに謝っていいのか私には分からない。
私はあなたに何の得になることも出来ず、ただひたすらに傷つけて。

自分に向かって死ねばいいといっているけれども、あなたに向かっても言っているのかもしれない。
少なくともその意思をあなたに伝えるのだから、そうなのでしょう。
私は助けて欲しいとは思っていない。
私が死ぬなら、あなたも死んで欲しい、そう言う破壊衝動。

 

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